レバーレスの練習

レバーレスの練習の一環としてロックマン3をやっているのだが、タップマンが倒せない。これまでゲームは右手も左手も基本的に親指だけで操作してきたので、左手の小指以外を全部操作に使うというのが難しい。

わたしのコントローラの操作はファミコンで止まっているので、人差し指で側面のLRボタンを押すというのもいまだにかなり苦戦してるんだよなあ。

ありがとうございます

「あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!俺焼き肉を奢りに行ったと思ったら、いつのまにか奢られていたうえに本まで貰った。な…何を言っているのかわからねーと思うが、俺も何をされたのかわからなかった…頭がどうにかなりそうだった…催眠術だとか超スピードだとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ。」

文体の舵を取るぞ。

murashitさんのブログを読んで、わたしも『文体の舵を取れ』の練習問題をやっていこうと決意したはずなのに、ずっと放置していたので、今日から読み始めることにする。

『文体の舵をとれ』練習問題(1)「文はうきうきと」問1 - 青色3号

 

 

決意を書いておかないと実行できない人間であるわたし。

パラパラとまくっていて感じたのは、アメリカはドウリングの『例題で学ぶ入門経済数学』に代表されるドンドン問題を解かせるドリル式の参考書が日本よりも多いよなあということだ。

本書もそのようなタイプの本にあたる。どんどん書かせて成長させることを目的としてる。

最後までやり遂げれば自分の文体が手に入るように思えるのでやるぜ。

 

 

 

 

 

アルツハイマーの兆候は40代から現れているんだそうだ。

このTogetterが興味深かった。

アルツハイマーになった作家(アガサ・クリスティなど)の文章を調べた論文が面白い「兆候は40代から始まっている」 - Togetter

作家の文章が年齢によってどのような変化をもたらすのかを調べた結果、アガサ・クリスティーの文章は歳を重ねるごとに、若い頃の作品に比べ、繰り返しが増え、語彙は減り、繰り返しは増え、構文は単純になった。対してP・D・ジェイムズは晩年の作品もその文章は若い頃となんら異なることはなかった。

クリスティーの文章の変化はアルツハイマーによる脳の衰えがもたらしたのではないかとしている。クリスティーは晩年に至るまで年に一作品発表していたが、73年の『運命の裏木戸』を最後に新作の出版はなくなり、75年には死後出版の契約であった43年に書かれた『カーテン ポアロ最後の事件』出版された。(アルツハイマー認知症とされる)衰えにより執筆ができなくなったためだそうだ。

アルツハイマーの進行による文章の変化の例として挙げられていたのが『終りなき夜に生まれつく』であるのは、個人的には衝撃であった。この作品は幻想的な気怠い雰囲気の描かれた晩年のアガサ・クリスティーの傑作である。まだ事件が起きていないのに、不安な気配が漂っていた。初期作品には全くないあの感じが、脳の衰えから引き出されていたものだとは。

P・D・ジェイムズは晩年の作品も初期作品より重厚な気合いを入れなきゃ読めない文章やプロットをしてましたな。

先の記事によるとアルツハイマー型の認知症を発症した人間の文章を調べると40代から上に記したような語彙の減少や繰り返しの増加が現れているそうだ。

わたしの文章も語彙が単純で複雑な構文を使えない。アルツハイマーの前兆かなとぼんやりとした不安に襲われていたが、よく考えれば、20代の頃から何も文章は書けなかった。いや10代終わりの大学受験の際に、2次試験の小論文を文字数を適当に埋めるということさえできなかった。アルツハイマーの兆候ではなくもともとの出来が悪かっただけでした。

2月の読書メーター

2月の読書メーター
読んだ本の数:68
読んだページ数:23462
ナイス数:283

地雷グリコ地雷グリコ感想
読み手の裏をかくところが上手い
読了日:02月28日 著者:青崎 有吾
弁護側の証人 (集英社文庫)弁護側の証人 (集英社文庫)
読了日:02月27日 著者:小泉 喜美子
テスカトリポカテスカトリポカ
読了日:02月26日 著者:佐藤 究
名探偵は嘘をつかない (光文社文庫)名探偵は嘘をつかない (光文社文庫)感想
デビュー作だからか色々詰め込まれてる。あとがきによると応募作を改稿したものらしい。
読了日:02月25日 著者:阿津川 辰海
共犯マジック共犯マジック感想
昭和の未解決事件の裏には不幸を予言するフォーチュンブックの存在があったという連作短編集。
読了日:02月25日 著者:北森 鴻
エステルハージ博士の事件簿 (河出文庫 テ 8-2)エステルハージ博士の事件簿 (河出文庫 テ 8-2)
読了日:02月25日 著者:アヴラム・デイヴィッドスン
午後のチャイムが鳴るまでは午後のチャイムが鳴るまでは感想
文化祭間近の高校を舞台にした連作短編集。5つ目の話でこれまでの登場人物の隠されていたつながりが明らかになる。
読了日:02月24日 著者:阿津川 辰海
隻眼の少女 (文春文庫 ま 32-1)隻眼の少女 (文春文庫 ま 32-1)感想
「種」田静「馬」。なるほどねー。
読了日:02月24日 著者:麻耶 雄嵩
グルーバー殺しの名曲5連弾 (1980年) (講談社文庫)グルーバー殺しの名曲5連弾 (1980年) (講談社文庫)感想
携帯版百科事典を売り捌く行商人の人間百科事典オリヴァー・クエイドが行く先々で巻き込まれた犯罪を相棒のチャーリー・ボストンと共に解決する。やりての行商なのにいつも金に困っているのがいいね。「鷲ノ巣荘殺人事件」では正当防衛に近い形とはいえ犯罪者を殺してしまうのだが、悩める名探偵的人間ではないのであっけらかんとした態度だ。
読了日:02月23日 著者:グルーバー
推理小説作法-増補新版 (中公文庫 つ 35-1)推理小説作法-増補新版 (中公文庫 つ 35-1)
読了日:02月23日 著者:土屋 隆夫
暗殺者グレイマン〔新版〕 (ハヤカワ文庫NV)暗殺者グレイマン〔新版〕 (ハヤカワ文庫NV)感想
凄腕エージェントに、次々と刺客が差し向けられる。はたして、生き延びることができるのか。80年代や90年代のアクション映画を思い出したが、それらよりリアリティがあるように感じた。引っかかる点として冒頭のアラブ人たちがなんの人間性も感じられない連中として描かれていた点だ。アルジャジーラはテロリストのスポークスマン的扱いだし。
読了日:02月22日 著者:マーク グリーニー
怪奇小説という題名の怪奇小説 (集英社文庫)怪奇小説という題名の怪奇小説 (集英社文庫)
読了日:02月22日 著者:都筑 道夫
歌うダイアモンド (マクロイ傑作選) (創元推理文庫)歌うダイアモンド (マクロイ傑作選) (創元推理文庫)
読了日:02月22日 著者:ヘレン・マクロイ
覆面作家は二人いる (角川文庫 き 24-1)覆面作家は二人いる (角川文庫 き 24-1)
読了日:02月21日 著者:北村 薫
思考の教室: じょうずに考えるレッスン思考の教室: じょうずに考えるレッスン
読了日:02月21日 著者:戸田山 和久
完本 チャンバラ時代劇講座 1 (河出文庫)完本 チャンバラ時代劇講座 1 (河出文庫)
読了日:02月21日 著者:橋本 治
日曜の午後はミステリ作家とお茶を (創元推理文庫)日曜の午後はミステリ作家とお茶を (創元推理文庫)感想
シャンクスとコーラ夫妻のやりとりが良い。会話のセンスが良かった。
読了日:02月20日 著者:ロバート・ロプレスティ
魔眼の匣の殺人魔眼の匣の殺人感想
特殊設定ミステリ。
読了日:02月17日 著者:今村 昌弘
時空旅行者の砂時計時空旅行者の砂時計感想
タイムトラベルものとクローズドサークルものの本格ミステリ。設定ならではのトリックもあり良かった。
読了日:02月17日 著者:方丈 貴恵
足利将軍たちの戦国乱世-応仁の乱後、七代の奮闘 (中公新書 2767)足利将軍たちの戦国乱世-応仁の乱後、七代の奮闘 (中公新書 2767)感想
細川高国が興味深かった。義澄義稙義晴三代の将軍の間、京の事実上の支配者であった人物だが、戦下手だったようで、負けてばかりだ。
読了日:02月16日 著者:山田 康弘
新本格ミステリを識るための100冊 令和のためのミステリブックガイド (星海社新書)新本格ミステリを識るための100冊 令和のためのミステリブックガイド (星海社新書)
読了日:02月16日 著者:佳多山 大地
恐怖の正体-トラウマ・恐怖症からホラーまで (中公新書 2772)恐怖の正体-トラウマ・恐怖症からホラーまで (中公新書 2772)
読了日:02月16日 著者:春日 武彦
はじめて読む 古典落語百選 (リベラル文庫)はじめて読む 古典落語百選 (リベラル文庫)感想
古典落語100話を各話ごとに見開きで紹介したもの
読了日:02月15日 著者:林家たい平
それまでの明日 (ハヤカワ文庫JA)それまでの明日 (ハヤカワ文庫JA)感想
沢崎はもうブルーバードには乗ってないのか
読了日:02月15日 著者:原りょう
ストーンサークルの殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)ストーンサークルの殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)感想
警察が舞台ではあるが、古典的な名探偵もの。ミッシングリンクを追う。ポーとブラッドショーのコンビが良かった。
読了日:02月14日 著者:M W クレイヴン
アミュレット・ホテルアミュレット・ホテル感想
犯罪者だけが泊まれるホテルで起こる殺人をホテル探偵が解き明かす。犯罪者だけ泊まれるホテルという設定は映画ジョン・ウィックシリーズ(未見)から引用したものだそうだ。ホテル内の殺人ではあるが話ごとに大きく語り口も変わっており飽きない。
読了日:02月13日 著者:方丈貴恵
死と砂時計 (創元推理文庫)死と砂時計 (創元推理文庫)感想
死刑囚のみを集めた監獄を舞台にした連作短編集。冒頭の短編は法月綸太郎の「死刑囚パズル」に影響を受けたと思しき作品。この連作短編集は最終的には監獄が作られた理由にまで辿り着く。面白い。
読了日:02月13日 著者:鳥飼 否宇
孟嘗君と戦国時代 (中公新書 2001)孟嘗君と戦国時代 (中公新書 2001)
読了日:02月12日 著者:宮城谷 昌光
管仲 下 (文春文庫)管仲 下 (文春文庫)感想
管仲が名宰相になるの苦闘。桓公に仕えて以後のエピソードは短くまとめられている。
読了日:02月12日 著者:宮城谷 昌光
管仲 上 (文春文庫)管仲 上 (文春文庫)感想
管鮑の交わりで知られる管仲と鮑叔の話。上巻は管仲が公子糾に使えるまでを描く。おそらく管鮑の交わりで伝えられる逸話から物語を作り上げたのだろう。管仲と鮑叔の友情が良い。
読了日:02月12日 著者:宮城谷 昌光
揺籃の都 (ミステリ・フロンティア 113)揺籃の都 (ミステリ・フロンティア 113)感想
平家主流とは確執のあったとされる清盛の弟頼盛が探偵役の連作短編。殺人事件を捜査したり、安楽椅子探偵として過去の事件を解決したりとバラエティに富んでいる。政治情勢が事件に関わっており、頼盛の推理はただ利用されていただけど判明したりもする。
読了日:02月12日 著者:羽生 飛鳥
薔薇のなかの蛇薔薇のなかの蛇感想
連続猟奇殺人。過去作もこんなにグロい殺しかたしてたっけ?
読了日:02月12日 著者:恩田 陸
マリアビートル (角川文庫)マリアビートル (角川文庫)感想
映画の面白かったところは原作準拠の部分だったのか。定型を外れた展開になっていくところも原作通り
読了日:02月11日 著者:伊坂 幸太郎
メインテーマは殺人 (創元推理文庫)メインテーマは殺人 (創元推理文庫)感想
手がかりの出しかた、レッドヘリングのやり方がうまい
読了日:02月11日 著者:アンソニー・ホロヴィッツ
泥棒は選べない (ハヤカワ・ミステリ文庫)泥棒は選べない (ハヤカワ・ミステリ文庫)感想
殺人の罪を着せられた泥棒が追跡を逃れながら真犯人を追うコミカルなミステリ。
読了日:02月10日 著者:ローレンス ブロック
フリースタイル45 短篇ミステリとは何か(小森収×杉江松恋)フリースタイル45 短篇ミステリとは何か(小森収×杉江松恋)感想
「短篇ミステリとは何か」を読んだ。
読了日:02月10日 著者:小森 収,杉江 松恋,山上 たつひこ,矢吹 申彦,鏡 明,中森 明夫,舘浦 あざらし,宇田 智子,片岡 義男,宮脇 孝雄,亀和田 武,堀 燐太郎
刀と傘 (明治京洛推理帖) (ミステリ・フロンティア)刀と傘 (明治京洛推理帖) (ミステリ・フロンティア)感想
史実をもとにしたフィクションなので、始まりから結末はほのかにうかがえる。江藤新平はただの探偵役というわけではなく、彼の生き方が物語に変化を与える。
読了日:02月09日 著者:伊吹 亜門
入れ子細工の夜入れ子細工の夜感想
余詰のある犯人当ては炎上する。「二〇二一年度入試という題の推理小説」を読んで笑ってしまった。
読了日:02月09日 著者:阿津川 辰海
カラマーゾフの兄弟〈下〉 (新潮文庫)カラマーゾフの兄弟〈下〉 (新潮文庫)
読了日:02月09日 著者:ドストエフスキー
かくして彼女は宴で語る 明治耽美派推理帖かくして彼女は宴で語る 明治耽美派推理帖感想
著者も書いているように『黒後家蜘蛛の会』のオマージュ。登場人物は実在した芸術家たち。提出される現実的な解決が排除され、奇想が結論とされるのは意図的なものだろう。
読了日:02月09日 著者:宮内 悠介
昨日のツヅキです (新潮文庫 つ 7-5)昨日のツヅキです (新潮文庫 つ 7-5)
読了日:02月08日 著者:都筑 道夫
日本の経済政策-「失われた30年」をいかに克服するか (中公新書 2786)日本の経済政策-「失われた30年」をいかに克服するか (中公新書 2786)感想
”デフレが起きるのは、不況の結果なのであって、やはりデフレは不況を引き起こす原因ではなかった。(中略)したがって、低成長への処方箋として金融政策に大きな期待を持つこと自体に無理があった。”
読了日:02月08日 著者:小林 慶一郎
虚構推理 (講談社文庫)虚構推理 (講談社文庫)
読了日:02月08日 著者:城平 京
地図と拳地図と拳感想
主人公のいない小説だが、個人的には半ばから細川を主人公として読むようになった。
読了日:02月08日 著者:小川 哲
失脚/巫女の死 デュレンマット傑作選 (光文社古典新訳文庫)失脚/巫女の死 デュレンマット傑作選 (光文社古典新訳文庫)感想
「失脚」は恐怖政治に対する皮肉が色濃く出た作品。独裁者が自身のやり方に足を絡めとられてしまう。
読了日:02月08日 著者:フリードリヒ・デュレンマット
真説ルパン対ホームズ―名探偵博覧会1 (創元推理文庫 M あ 9-1 名探偵博覧会 1)真説ルパン対ホームズ―名探偵博覧会1 (創元推理文庫 M あ 9-1 名探偵博覧会 1)感想
原典にリスペクトのあるパスティーシュ山田正紀『僧正の積木唄』は別の探偵を持ち上げるためにファイロ・ヴァンスがかわいそうになる展開だったので、読んでて安心する展開だった。
読了日:02月07日 著者:芦辺 拓
思考機械の事件簿 1 (創元推理文庫 176-1 シャーロック・ホームズのライヴァルたち)思考機械の事件簿 1 (創元推理文庫 176-1 シャーロック・ホームズのライヴァルたち)感想
『十三号独房の問題』で名高い思考機械ことオーガスタス・S・F・X・ヴァン・ドゥーゼンの傑作選。思考機械は小柄な体形にコンプレックスを持っていることがうかがわれる。シャーロック・ホームズのライバルと称されるにふさわしい天才型の名探偵。
読了日:02月07日 著者:ジャック・フットレル
アリス殺し (創元推理文庫)アリス殺し (創元推理文庫)感想
不思議の国のアリス』を題材にしたミステリ。一筋縄ではいかない内容。交わらない会話などは『不思議の国のアリス』を読んでいるかのよう。
読了日:02月06日 著者:小林 泰三
荒野のホームズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ1814)荒野のホームズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ1814)感想
西部劇の舞台でホームズにあこがれた男が殺人事件の捜査を行う。コメディにしかならなさそうな展開だがいたって生真面目な語り口。
読了日:02月06日 著者:スティーヴ・ホッケンスミス
和時計の館(やかた)の殺人 (カッパ・ノベルス)和時計の館(やかた)の殺人 (カッパ・ノベルス)感想
和時計を装飾としてだけではなく、トリックとして利用している。『時計館の殺人』を意識した作品。
読了日:02月06日 著者:芦辺 拓
楽屋の蟹: 中村雅楽と日常の謎 (河出文庫)楽屋の蟹: 中村雅楽と日常の謎 (河出文庫)感想
グリーン車の子供」が良かった。どこが謎なのかわからない話が得心がいく解決になる心地よさ。
読了日:02月05日 著者:戸板 康二
苦手から始める作文教室 ――文章が書けたらいいことはある? (ちくまQブックス)苦手から始める作文教室 ――文章が書けたらいいことはある? (ちくまQブックス)感想
文章を書くためのアイデアがつまっている。とにかくなんでもいいからメモをとることが一番参考になった。
読了日:02月05日 著者:津村 記久子
勝敗の構造 第二次大戦を決した用兵思想の激突勝敗の構造 第二次大戦を決した用兵思想の激突
読了日:02月05日 著者:大木 毅
諸葛亮 <下>諸葛亮 <下>感想
劉備と出会ってから以降は知ってる話が多いのだけれども、宮城谷史観で興味深く読んだ。
読了日:02月05日 著者:宮城谷昌光
諸葛亮 <上>諸葛亮 <上>感想
諸葛孔明視点の三国志。淡々と進む。益州に入るまで。
読了日:02月04日 著者:宮城谷昌光
アリバイ崩し承ります (実業之日本社文庫)アリバイ崩し承ります (実業之日本社文庫)感想
全作アリバイ崩しの短編集。様々なパターンがあって感心した。3話が好みだった。
読了日:02月04日 著者:大山誠一郎
Another エピソードS (角川文庫)Another エピソードS (角川文庫)感想
幽霊となった僕が、自分の死の真相を探る。Anotherの番外編であり、2001への繋ぎ。
読了日:02月04日 著者:綾辻 行人
ライティングの哲学 書けない悩みのための執筆論 (星海社新書)ライティングの哲学 書けない悩みのための執筆論 (星海社新書)感想
飄々と文章を生み出しているようにみえるライター、作家のみなさんが書くことに苦労していることを知った。これがこの本を読んで得たものかもしれない。
読了日:02月04日 著者:千葉 雅也,山内 朋樹,読書猿,瀬下 翔太
物語 江南の歴史-もうひとつの中国史 (中公新書 2780)物語 江南の歴史-もうひとつの中国史 (中公新書 2780)感想
P210"劉表はそんななか、赴任早々に匪賊の首領をまとめて血祭りにあげ、漢水のほとりの要所・襄陽を本拠として、慶州全域を鎮定する。以後二十年、もっぱら内治に意を注いで、兵十万を常備して外敵の侵入を撃退しながら、いきがいの騒乱に介入していない。一種の局外中立を保って、任地の平和を現出した。傑出した統治だったといってよい。"
読了日:02月04日 著者:岡本 隆司
虚像の道化師 (文春文庫 ひ 13-11)虚像の道化師 (文春文庫 ひ 13-11)感想
テレパシーや透視など超能力が疑われる事件が多い。「幻惑す」「念派る」が良かった。
読了日:02月03日 著者:東野 圭吾
戦国時代の計略大全 (PHP新書)戦国時代の計略大全 (PHP新書)感想
奇略になればなるほど「講談師、見てきたような嘘を言い」というような感じで、実際にはなかっただろうというオチばかりなので悲しい。
読了日:02月03日 著者:鈴木眞哉
読むのが怖い! 2000年代のエンタメ本200冊徹底ガイド読むのが怖い! 2000年代のエンタメ本200冊徹底ガイド感想
昔は大森望に共感したけど、今は北上次郎に共感する
読了日:02月02日 著者:北上 次郎,大森 望
乱歩殺人事件――「悪霊」ふたたび乱歩殺人事件――「悪霊」ふたたび感想
「悪霊」が完結することなく中絶した理由まで解き明かされる。芦辺拓らしい解決のつけかただと感じた。久世光彦の『一九三四年冬ー乱歩』や歌野晶午『死体を買う男』と比べてみたい。
読了日:02月02日 著者:芦辺 拓,江戸川 乱歩
鈍い球音 (創元推理文庫)鈍い球音 (創元推理文庫)感想
1971年作。先発投手が連投するのが普通の昭和の野球の雰囲気を味わえる。事件がどの方向に転がるのかわからないのもよかった。
読了日:02月02日 著者:天藤 真
透明人間は密室に潜む (光文社文庫)透明人間は密室に潜む (光文社文庫)感想
「透明人間は密室に潜む」これのネタ元のひとつは泡坂妻夫の短編じゃないだろうか? 「六人の熱狂する日本人」 面白いけどこんな裁判員裁判は嫌だ。「盗聴された殺人」個人的にはベスト。読み返すと、伏線がはっきりとわかるのに、初読だとまったく気が付かなかった。「第13号船室からの脱出」脱出ゲームの雰囲気が楽しめた。
読了日:02月01日 著者:阿津川辰海
蝉かえる (ミステリ・フロンティア)蝉かえる (ミステリ・フロンティア)感想
前作に比べると重い話が多かった
読了日:02月01日 著者:櫻田 智也
ガリレオの苦悩 (文春文庫)ガリレオの苦悩 (文春文庫)感想
特殊な科学技術を利用したものは減り、オーソドックスな謎解きが増えてきた。しかしフォーマットが出来上がっているので、湯川が謎を解くことがごく自然と行われているように感じた。「指標す」がベスト。
読了日:02月01日 著者:東野 圭吾
ワトソン力ワトソン力感想
そばにいる人間の推理力を向上させる「ワトソン力」を持つ主人公がさまざまな事件に出会う連作短編集。探偵役が誰かわからないという点が面白かった。
読了日:02月01日 著者:大山誠一郎

読書メーター

2024年1月の読書メーター

2024年1月の読書メーター
読んだ本の数:42冊
読んだページ数:13164ページ
ナイス数:38ナイス

https://bookmeter.com/users/73307/summary/monthly/2024/1
■或るエジプト十字架の謎
読了日:01月02日 著者:柄刀 一
https://bookmeter.com/books/13807555

■名月一夜狂言: 人形佐七捕物帳ミステリ傑作選 (創元推理文庫)
読了日:01月03日 著者:横溝 正史
https://bookmeter.com/books/21661001

■室町は今日もハードボイルド:日本中世のアナーキーな世界 (新潮文庫 し 93-1)
読了日:01月06日 著者:清水 克行
https://bookmeter.com/books/21696464

■でぃすぺる
読了日:01月07日 著者:今村 昌弘
https://bookmeter.com/books/21511565

■ファラデー家の殺人 (論創海外ミステリ 301)
読了日:01月08日 著者:マージェリー・アリンガム
https://bookmeter.com/books/21526674

■活劇映画と家族 (講談社現代新書)
読了日:01月13日 著者:筒井 康隆
https://bookmeter.com/books/18276604

■グリーン家殺人事件【新訳版】 (創元推理文庫)
読了日:01月14日 著者:S・S・ヴァン・ダイン
https://bookmeter.com/books/21707929

■サッカー戦術の最前線 試合を観るのが10倍楽しくなる
読了日:01月14日 著者:結城康平
https://bookmeter.com/books/20197512

■サーチライトと誘蛾灯 (ミステリ・フロンティア)
読了日:01月15日 著者:櫻田 智也
https://bookmeter.com/books/12368250

■録音された誘拐
読了日:01月16日 著者:阿津川 辰海
https://bookmeter.com/books/20087801

■おいしいごはんが食べられますように
読了日:01月16日 著者:高瀬 隼子
https://bookmeter.com/books/19486870

■二十世紀のツヅキです 1994-1999
読了日:01月16日 著者:都筑道夫
https://bookmeter.com/books/21381680

■人間コク宝
読了日:01月18日 著者:吉田 豪
https://bookmeter.com/books/524504

本格ミステリ・ベスト100―1975‐1994
読了日:01月18日 著者:探偵小説研究会
https://bookmeter.com/books/515607

関ヶ原合戦を復元する (星海社新書)
読了日:01月18日 著者:水野 伍貴
https://bookmeter.com/books/21547750

邪馬台国はどこですか? (創元推理文庫)
読了日:01月18日 著者:鯨 統一郎
https://bookmeter.com/books/563901

■ハマースミスのうじ虫 (創元推理文庫)
読了日:01月19日 著者:ウィリアム モール
https://bookmeter.com/books/54378

■新・世界の七不思議 (創元推理文庫)
読了日:01月19日 著者:鯨 統一郎
https://bookmeter.com/books/563902

■試行錯誤 (創元推理文庫)
読了日:01月19日 著者:アントニイ バークリー
https://bookmeter.com/books/500184

■新・日本の七不思議 (創元推理文庫)
読了日:01月20日 著者:鯨 統一郎
https://bookmeter.com/books/2952043

■しおかぜ市一家殺害事件あるいは迷宮牢の殺人
読了日:01月21日 著者:早坂 吝
https://bookmeter.com/books/21271839

■漂流巌流島 (ミステリ・フロンティア)
読了日:01月21日 著者:高井 忍
https://bookmeter.com/books/48996

崇徳院を追いかけて (創元推理文庫)
読了日:01月21日 著者:鯨 統一郎
https://bookmeter.com/books/11053585

■ひどい民話を語る会
読了日:01月22日 著者:京極 夏彦,多田 克己,村上 健司,黒 史郎
https://bookmeter.com/books/20247197

■日本殺人事件 (角川文庫)
読了日:01月22日 著者:山口 雅也
https://bookmeter.com/books/530817

■謎の平安前期―桓武天皇から『源氏物語』誕生までの200年 (中公新書 2783)
読了日:01月22日 著者:榎村 寛之
https://bookmeter.com/books/21669436

■ミステリの原稿は夜中に徹夜で書こう 日本推理作家協会賞受賞作全集 (39)
読了日:01月23日 著者:植草 甚一
https://bookmeter.com/books/390004

■深夜の博覧会
読了日:01月24日 著者:辻 真先
https://bookmeter.com/books/13004654

■推理の時間です
読了日:01月25日 著者:法月 綸太郎,方丈 貴恵,我孫子 武丸,田中 啓文,北山 猛邦,伊吹 亜門
https://bookmeter.com/books/21736968

■紅城奇譚
読了日:01月25日 著者:鳥飼 否宇
https://bookmeter.com/books/11992395

■ミステリ・ライブラリ・インヴェスティゲーション: 戦後翻訳ミステリ叢書探訪 (キイ・ライブラリー)
読了日:01月25日 著者:川出 正樹
https://bookmeter.com/books/21661392

■我らが隣人の犯罪 (文春文庫)
読了日:01月26日 著者:宮部 みゆき
https://bookmeter.com/books/580697

■チャーリー退場 (創元推理文庫)
読了日:01月26日 著者:アレックス・アトキンスン
https://bookmeter.com/books/59043

■ミステリとしての『カラマーゾフの兄弟』―スメルジャコフは犯人か? (ユーラシアブックレット)
読了日:01月27日 著者:高野 史緒
https://bookmeter.com/books/6842578

■ミステリークロック
読了日:01月27日 著者:貴志 祐介
https://bookmeter.com/books/12262271

シェイクスピアの記憶 (岩波文庫 赤792-10)
読了日:01月28日 著者:ホルヘ・ルイス・ボルヘス
https://bookmeter.com/books/21684587

■古代中国王朝史の誕生 ――歴史はどう記述されてきたか (ちくま新書 1771)
読了日:01月29日 著者:佐藤 信弥
https://bookmeter.com/books/21704945

■クリスティを読む!: ミステリの女王の名作入門講座 (キイ・ライブラリー)
アガサ・クリスティー完全攻略』とは違った視点から、クリスティー作品の魅力を教えてくれる。一番の驚きは犯人の動機およびラストが英国版と米国版で異なる作品があるということだ。現在品切れしている創元推理文庫版のみは米国版を底本にしているということなのでぜひ読んでみたい。巻末には著作一覧が長編、短編が発表順のリストがあり年代順に読みたいと思っていたので参考になる。
読了日:01月29日 著者:大矢 博子
https://bookmeter.com/books/21709424

探偵ガリレオ (文春文庫)
20年ぶりの再読。記憶よりトリッキーな作品だった。科学的なトリックはメインではない、典型的なフーダニットもある。個人的には短編のほうがこのシリーズはよい
読了日:01月29日 著者:東野 圭吾
https://bookmeter.com/books/581064

■予知夢 (文春文庫)
「夢想る」の奇想は素晴らしい。強引にうっちゃりをかけたという感じで好き。
読了日:01月30日 著者:東野 圭吾
https://bookmeter.com/books/578226

■日曜日の沈黙 (講談社ノベルス)
稚気に飛んだ作品。ノリの軽さが心地よかった。
読了日:01月31日 著者:石崎 幸二
https://bookmeter.com/books/516253

■平安貴族とは何か 三つの日記で読む実像 (NHK出版新書 707)
写本ではなく自筆本だからわかる、道長の心情。
一条天皇に正式な諡号追号はなく呼び名が定まったのは息子の後一条天皇がなくなった後で、それまでは「大宮院」と呼ばれていたということはしらなかった。
読了日:01月31日 著者:倉本 一宏
https://bookmeter.com/books/21556466


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